十姉妹の止まり木
手乗りの十姉妹&白文鳥との日々を綴ります。たまに野鳥あり。
黒い子2羽のそれぞれの道
昨年の十姉妹展で我が家にやってきた2羽のうち
『かーこ』のほうが、2月14日に落鳥しました。
うちにいる大部分の日々を
投薬・保温で過ごした末の出来事でした…。
当日の昼頃になって突然、
見るからに具合が悪そうにしているのを見つけたので
すぐさまカゴから移動させ、もっと強い保温にしました。
1時間ほどすると水も飲み、エサも食べてフンも出して
ヒーターのそばに戻しても戻しても動き回ろうとし始めたので、
持ち直したかな、と思ったので一旦はカゴに戻したのですが、
その3時間ほど後に急に落鳥してしまいました…。
うちの代々の小鳥たちが眠るお墓。
当時は寒気の影響でかなり雪が降っていて、
今まで散々保温の日々だったのに、
いきなりこんな寒い雪の中にかーこを出したくないな…、と
冷え切った大地に埋めるのをためらって一日延ばしたりしましたが、
二日後には雪を掘って、かーこをお墓に埋めました。
かーこの「魂」みたいなものはきっと、
今は雪の下で眠っていて、雪が溶けて春になったら
暖かい日差しの中で飛んでいくんだ、と考えるようにしてます。
もう一羽の黒っぽい子、ヒナヒナヒナのクロ。
この子がある日卵を産み始めてしまい(無精卵です)、
(こうなったらもう数が揃うまで産んでしまうそうなので)
無事に産み終えてくれるよう願っていたのですが、
3日目くらいの朝に3個目が見当たらず。
その翌日の昼は普段どおり元気にしていたのが、
夕方、カゴの底でじたばたしているクロの姿が…!
すぐさま取り出して、とにかくヒーターに近づけて安静にさせ、温めました。
こちらもしばらくすると水を飲み、鳴いたりする様子も。
自分の巣が気になるのか飛んで行こうとするので、
心配ではあったのですが、巣に戻しました。
その日は一晩中気になってしまい…
たまに様子を見に行ったりするも暗くて様子がよく分からず悶々とし、
結局眠らず、朝になって
クロが「生きていた」と分かった時は、
涙出ました。
(気づいた時にはもう…という可能性もあっただけに)
昼には、詰まっていたと思われる卵の一部も見つかり、
もういつも通りの超元気のクロに戻っていて、翌日以降も同様で
本当にほっとしました。
↑
「なあに?私が寝ている間に、何かあったの?」
とでも言いたげな、やけにキラキラした表情のクロ。
…この子は~!!良かったよホントに…。
それにしても、うちのジュウシマツの中で一番元気だったクロが、
うつろな目をして、あれほど力なく指にもたれてくるなんて…。
もう二度と見たくない光景です。
卵関連は本当に…怖いですね。
事態が起きた順番はこっちのクロのほうが先で、
かーこの時も保温して大人しくしていた後に元気になったので
峠は越えたかな、と思っていたのですが…
二羽で全く違う結果になってしまいました。
ずっとかーこと一緒だった「すず」は広いカゴに一羽残され、
なぜ呼んでもかーこが戻らないのかと
どこか不思議そうな表情をしていましたが、
このほどオスカゴに移動させて
今後は6羽の兄さんたちと一緒に暮らすことになりました。
それについては後ほど。
今までのカゴと勝手が違うので
他の子の様子をやっぱり不思議そうに見てたりします。
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この記事へのコメント
お別れ
Re: ジュンコさん
あんなに小さな小鳥ですし、
すぐに命に直結してしまいますもんね…。
周囲が寒いと原因の一つになりうる気がするので、
最近はメスカゴの暖房をつける時間をちょっと長くしてみました。
クロが元気でいられるよう、管理をしっかり頑張りますね!